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夜は短し歩けよ乙女
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 読了。

まずタイトルに惹かれた。
しかもやっぱり舞台は京都。おそらく京大生なんだろうなあ。なんて思いつつ。
冒頭は、黒髪乙女に恋する大学生が、彼女とお近づきになろうとがんばるところから始まる。
文章はさらさらとあっさりした中に、古風な雰囲気が漂う。おそらく乙女のせいでしょう。言葉遣いも、言動も、少しズレている彼女。目が離せません。
本当に、乙女が可愛いのです。きゅんとしてしまう(笑)
私もこんな乙女になって、まか不思議な木屋町や先斗町を徘徊してみたいわ、なんて思わされてしまった。
彼女と必死になって仲良くなろうとする彼もとても見物ですが、これは黒髪の彼女の行動を見るためだけに読んでも損はない話かと思います。

その周りを固める人たちも、なんとも不思議で愉快で面白い。
謎の高利貸し、李白さん。職業は天狗という樋口さん。宴会に忍び込みタダ酒を鯨飲する羽貫さん。などなど。
現実にはいないと思いながらも、京都の小道をそっと抜けたら本当に出てきそう、なんて感じてしまう魅力的な人物ばかりなのです。
物語は全体的に日常に少しの非日常、ファンタジーを混ぜたような不思議な展開になってます。
このバランスが絶妙。日常から離れすぎず、ファンタジーに近付きすぎず。
好奇心旺盛な黒髪乙女と、彼女を追ってしまうがために珍事に巻き込まれる彼。
非常に楽しませて頂きました。
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